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アームチェア 45

Crafted Through Time - 時の重なりが作り出す、豊潤な住まい

Artek S2 2024 Crafted Through Time in situ dining set capsule hires Armchair 45 envy olive leather pendant light A333 duotone aalto table round 91 screen 100 9192173

自然ならではの素材感と温かみあるフィンランド産バーチ材を用いた、人の手によって作られた家具、柔らかな間接光をもたらすペンダントランプ。これらのアルテック製品は、世界中から集められたあらゆる時代の素材、テキスタイル、オブジェを自由にミックスしたインテリアを補完し、それらと組み合わせても馴染み、単体でも製品としての存在感をもって佇みます。

Artek S2 2024 Crafted Through Time in situ white and black webbing pair hires artek web 1500
Armchair 45, birch frame with natural/black webbing
Photography Mikko Ryhänen, 2024
Artek S2 2024 Crafted Through Time in situ armchair 45 envy olive quilted leather flatwrap web
Armchair 45, walnut stained, olive Envy quilted leather with flat wrap armrests
Photography Mikko Ryhänen, 2024

アアルトの名作デザインをモダンに再解釈

豊潤で多層的な空間をさらに惹きたてる名作の数々が新たな解釈を経て蘇ります。「アームチェア 45」 と、二種類の「アアルトテーブル」ウォールナットカラーが復刻し、「ペンダント A110 手榴弾」と「ペンダント A333 カブ」は、過去の記憶を現代へと繋ぐ「リネン」とホワイトのデュオトーンで再解釈されます。アアルトテーブルとチェアには、アルテックが持続可能性に考慮し、地元フィンランドの森から調達した木材をベースとして、背座や肘掛けにはレザー、ラタン(籐)、リネンのバリエーションが用意されています。「アームチェア 45」 は、ゆったりとした円形の「テーブル 91」または長方形の「テーブル 83」を組み合わせると、心地良くも優雅で豪華なダイニングセットになります。さらに、本が並ぶ書斎や、居心地の良いリビングの片隅に置かれた1脚の「アームチェア 45」は、落ち着いて製図、物書き、読書に勤しむにも理想的です。「ペンダント A110 手榴弾」・「ペンダント A333 カブ」デュオトーンの絶妙なカラーコントラストと、柔らかな間接光により、インテリアはさらに豊かさと深みを増します。アルテックの照明器具は、灯りが灯っていてもいなくても、まるで彫刻のように美しい存在として空間に佇みます。インテリアにおけるアルテック製品の佇まいや効果の基礎を形作ったのは、アルテックの初代アートディレクターであったアイノ・ アアルトの審美眼と美学の追求でした。一見とても些細なディテールへのこだわりが、長い歴史を通じてアルテックらしさを形作り、さらに強固なものへと確立していく鍵になりました。



他者と共有するためのこだわりの空間

本物の豊かさにあふれる空間には、その人が何を大切に考えるか、価値観や美学が詰め込まれにじみ出ています。穏やかな心地良さに満たされながらも、深い思惑や意図に基づいた空間です。自然素材を選び、クラフトマンシップには敬意をもって、不揃いさや不完全さを称賛する。それにより、統一されていなくても、あらゆる要素がひとつの価値観によって、見事に調和した空間が出来上がります。

アイノ・アアルトのインテリアに対する国際的なアプローチ

アイノ・アアルトはアルテックの創業者の一人であり、アルテックのクリエイティブな面を牽引した人物で、さらにあらゆるインテリアに対してテキスタイルと素材を選び取り入れました。彼女は 1930 年代から 1940 年代にかけて世界中を旅し、訪れたさまざまな場所から影響とインスピレーションを受けました。当時、彼女は、スケッチやメモが詰まった旅行日記をつけていました。

その日記は、日常に美しさをもたらすこと、いわば「美しき日常」に対する彼女の情熱が表されており、美の追求には何事をも厭わなかったことが分かります。北アフリカのラグに北欧の木製家具を置き、アジアの古い民芸品をあしらう、そんな国境を越えたインテリアのセンスをフィンランドに持ち込むきっかけをつくったのは、彼女の情熱であったともいえます。アイノ・アアルトがインテリアを手掛けた建築には「マイレア邸」やヘルシンキの「サヴォイ レストラン」があり、どちらもモダニズム建築の傑作と称されています。実用性の追求と美的センスの追求、双方が同等に作用した場合にのみ成し遂げることができた技です。自然素材を用いて、人間らしい住まいや空間を作り出すというアイノ・アアルトの考えは、約 90 年前と同様に、現代でも通用するデザイン論です。

Artek S2 2024 Crafted Through Time in situ dining set Armchair 45 birch frame Elegance walnut quilted leather piped leather armrests table 83 wild birch pendant light A333 white pendant light A110 white brass detail 9192176
Armchair 45, clear lacquered birch frame with cognac Prestige quilted leather
アームチェア 45

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