ストックホルムファニチャーフェア - フォルマファンタズマが手掛ける”Reading Room”にて、アルテックの「フォレスト シリーズ」発表
製品の素材となる木材選定の幅を広げた新たな基準”Wild Birch”は、今後、アルテックのスツール、チェア、ベンチ、テーブルに適応されます。
深いリサーチを前提として活動するデザインスタジオのフォルマファンタズマは、「ストックホルム ファニチャーフェア 2024」の主賓として、来場者と出展者双方に向けたインスタレーションを展開します。彼らが手掛ける ”Reading Room” いわゆる読書室は、腰かけて読書をしたり、作品の裏側に潜むフォルマファンタズマのアイデアを体験したり、物思いや思考に没入できるよう、静謐で穏やかな時間の流れる空間です。その空間には、自然そのままのバーチ材を素材とするアアルトテーブル、スツール、ベンチが並びます。これらは、アルテックとフォルマファンタズマが協働して開発した木材選定の基準に従い素材を選択した「フォレスト シリーズ」にラインナップされる製品たちです。初めて世界に向けて発表されるこれらの「フォレスト シリーズ」は、フェア終了後に販売された後に人から人へと受け継がれ、時代を超えていつか製品としての命を全うする時にも、初めての「フォレスト シリーズ」であったことが分かるように、シリアルナンバーとフォルマファンタズマのサインが刻まれています。
この新たな木材選定基準は、2023年の秋、「スツール 60」に対して初めて適応されました。そして、この持続可能な木材選定基準はさらに適応範囲を広げ「フォレスト シリーズ」として、フォルマファンタズマのReading Roomで発表されます。ストックホルムファニチャーフェアと同時期、アルテックのパートナーショップのNordiska Gallerietでは、「フォレスト シリーズ」のウィンドウインスタレーションをご覧いただけます。また、ストックホルム、ヨーテボリ、マルメのパートナーショップおよオンラインストアにて2月5日より発売開始、日本ではワイルドバーチによる「スツール E60」は2024年春、「フォレスト シリーズ」のチェア、ベンチ、テーブルは2024年秋に発売を予定しています。