伝統技術の再解釈
長坂常は1998年より東京を拠点にした建築設計事務所「スキーマ建築計画」を主催する、建築家、デザイナー。彼の手掛けるプロジェクトは、建築、大規模なインスタレーション、インタラクティブな環境設計、そして家具やプロダクトデザインまで多岐に及びます。一般的である素材と伝統技術を再解釈し、自身の作品に応用する、斬新で先鋭的な方法は世界から注目を浴びています。アルテックと長坂常は、二種類の日本に伝わる技術に基づいた「カラリン」という手法から、時を越えて愛されるアルテックのスタンダードコレクションに応用した製品をともに開発しました。