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アルテックが創業90周年を迎えます! パーティーが始まります!
集まってきたゲストには、それぞれ語りたいストーリーがあるようです。画像をタップまたはクリックして、1935年から現在までアルテックの軌跡をご覧ください。

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アルテックは、2025年に創業90周年を迎えます。1935年創業以来、アルテックは4人の創業者の想いを継承し、フィンランドデザインを世界に発信し、世界のデザインをフィンランドに紹介し続けています。

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アイノとアルヴァ·アアルトは新婚旅行でイタリアを旅し、その後もたびたび訪れました。アルヴァ·アアルトが描いた「シエナ」のモチーフは、トスカーナ地方のシエナ市にあるドゥオモ広場からインスピレーションを得たといわれています。

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1964年にウルヨ·クッカプロによりデザインされた「カルセリ ラウンジチェア」は、フィンランドのデザイン哲学を体現し、世界に認められた椅子です。世界的なインテリアショップ THE CORAN SHOP の創設者であるテレンス·コンラン卿は一番のお気に入りとして、この椅子をあげています。

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1933年に生まれたウルヨ·クッカプロは、フィンランドデザインの巨匠の一人です。実験的な精神に基づいた彼のデザインは、機能性とフォルム双方に革新性を秘めています。

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これは1939年にサンフランシスコで撮影されたアルヴァ·アアルトの写真です。1930年代と1940年代、アイノとアルヴァ·アアルトの夫婦は頻繁にアメリカを訪れ、アルテックが目指したモダンライフを広めていました。

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アルヴァ·アアルトのデザインした家具や建築はなぜ時代を越えて愛されるのか。人間味にあふれながらも、シンプルでニュートラルな普遍性、それこそが最大の理由です。

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アルヴァ·アアルトは、同じ志を持つクリエイティブな友人たちと共にいることを好みました。アアルトや他のアルテック創業者は、幅広い国際的な協力者のネットワークがあり、そのおかげでアアルトデザインとアルテック製品は世界中へと広まりました。

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アートディレクターでありアルテックの創業者でもあったアイノ·アアルト。彼女の美的ビジョンは現在のアルテックらしいスタイルの構築と発展に重要な役割を果たしました。洗練されたシンプルさと人間味ある温かさを融合した「日々の暮らしに美しさを」というビジョンの確立は、アルテックのみならずフィンランドデザイン自体の道を切り開きました。

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旅を愛したアイノ·アアルトは、世界の訪れた場所で日記をつけ、その土地の印象的なデザインを書き留めていました。この写真は、バウハウス運動で知られるハンガリーの画家兼写真家、モホリ=ナジ·ラースローによってロンドンで撮影されたものです。

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「サイドテーブル 606」は、。1932年、アルヴァ·アアルトとアイノ·アアルトがともに携わった、「パイミオ サナトリウム」のプロジェクトのために、アイノ·アアルトがデザインし、当時は、靴を履き替える際に腰掛けるスツールとして使われていました。

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「ティートロリー 901」は、アルヴァ·アアルトとアイノ·アアルトが旅の途中で出会ったイギリスの紅茶文化と、彼らが書籍などから感銘を受けた日本の木工技術や建築から着想を得てデザインされました。

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セラミック製の「リーヒティエ プラントポット」は、ヘルシンキ、リーヒティエ通りにあるアアルト自邸のためにアイノ·アアルトがデザインしたものです。屋外の要素や植物も建築の一部とみなしたアアルト夫妻が大切にした、「日常の美」の精神が宿っています。

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ヨハン·オリンとアーム·ソンによって結成されたフィンランドと韓国のデザインユニッCOMPANYは、アーティスト、デザイナー、作り手として幅広く活動しています。「シークレッツ オブ フィンランド」のシリーズは、フィンランドに伝わる民話や慣習をセラミック製の小物で表現しています。

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COMPANYによってデザインされた「ルチア キャンドルホルダー」は、最も昼が短く夜が長い冬至の日の「聖ルチア祭」をモチーフにしています。長いフィンランドの冬の最中、闇に打ち勝つ光の使者としてルシアを讃えます。「シークレッツ オブ フィンランド」シリーズは、フィンランドの民間伝承のおとぎ話の数々を表現しています。

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アイノ·アアルトは1920年代と1930年代にかけて、ヨーロッパのさまざまな場所を旅しました。その中で見つけた「ゼブラ」のファブリックは、バウハウス時代の有名な織工であったオッティ·バーガーーによってデザインされたもので、「アームチェア 402」などを含む多くのアルテック製品の張り地として使用されています。

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ダニエル·リーバッケンは、芸術的表現と機能的デザインを融合させるアルテックの伝統を継承する若きノルウェーのデザイナーです。「キーラ コートスタンド」には、彼のシンプルなエレガンスのセンスが息づいています。

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アルテックのアイコンとして知られ、アルテックを知る最初のきっかけになる「スツール 60」は、シンプルなデザインと高い汎用性を兼ね備え、あらゆる空間に調和します。

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マイレ·グリクセンはアルテック創業者の一人であり、当時最先端のアートとアーティストをフィンランドに紹介する役割を果たしました。また、彼女がアアルト夫妻に設計を依頼した「マイレア邸」は、アルテックのインテリアを体現する住宅建築の名作として知られています。

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「アトリエ チェア」はTAFスタジオによってデザインされた普遍的な木製の椅子です。すっきりとした幾何学的なフォルムはスヴェン·マルケリウスの「オーケストラ チェア」に着想を得たものです。ストックホルムの国立美術館のためにデザインされたこの椅子は、公共空間と個人の住まい、どちらにも適しています。

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TAFは、ガブリエラ·レンカとマティアス·シュタルバウムによって設立された、スウェーデンのストックホルムを拠点とするデザインスタジオです。考察と遊び心、ディテールへのこだわりを追求した彼らのデザインは、アルテックに貫かれる理念を継承しています。

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「スツール 60」は1933年に生まれました。それから2年を経た1935年、アアルト夫妻が建築に合わせて作っていた家具を国内外に広く流通させるためにアルテックが創業しました。2023年に迎えた「スツール 60」90周年のアニバーサリーについての詳細も掲載しています。

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「パイミオ チェア」の愛称で親しまれる「アームチェア 41 パイミオ」は、結核患者の療養所である「パイミオ サナトリウム」のためにデザインされました。結核患者が呼吸をしやすい角度と広さに工夫された構造に加え、自然素材である木材を用いることにより温かさと心地よさを備えています。

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「ラウンジチェア 43」は、アルヴァ·アアルトとオットー·コルホネンが共同開発した曲げ木の技法を用いて、安定性と柔軟性を実現しています。自然素材である木材とリネンテープによるウェビングチェアは、暮らしに美しさと心地良さをもたらしてくれます。

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「スツール X600」は「X–レッグ」を特徴としています。アルヴァ·アアルトが「建築の柱の妹分」と称した「L-レッグ」の究極の洗練形が「X-レッグ」です。中世ヨーロッパの教会建築に見られるゴシック様式のファン(扇形)ヴォールトの天井に着想を得ています。

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オランダのデザイナーであるヘラ·ヨンゲリウスは、色彩や素材を研究するアーティストでありデザイナーです。アルテックでは、「ティートロリー 901」、「アームチェア 401」、「スツール 60」などのカラーや素材を再検討し、現代の暮らしに合わせた組み合わせに編集しました。

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アルヴァ·アアルトは、1930年代に開催された家具の展示会にために曲げ木のレリーフをデザインしました。これは、アアルトと職人のオットー·コルホネンでともに試行錯誤の末に開発した、フィンランドバーチ材の革新的な技術を発表することを目的としていました。

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アルヴァ·アアルトのデザインの特徴のひとつに、有機的な曲線のフォルムがあげられます。代表的な建築である「ヴィープリの図書館」の天井、イッタラのガラス製品、そしてアルテックの「パーテーション 100」にもその特徴がみられます。彼の姓である「アアルト」はフィンランド語で「波」を意味します。

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「アームチェア 42」には2つのニックネームがあります。1932年に「パイミオ サナトリウム」のために作られたことからついた愛称は「小さなパイミオチェア」、もう一つは、薄くも頑丈なバーチ材フレームが生み出す快適さから「スプリング チェア」という愛称でも呼ばれています。

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「ロケット バースツール」は、1955年、フィンランドのデザイナーであるエーロ·アールニオによりデザインされました。自然素材であるオーク材を用いた遊び心あふれるデザインは、アルテックの価値観と共鳴します。

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フィンランドデザイン界の巨匠、エーロ·アールニオは、アアルト夫婦同様に創造的な表現と機能を融合させた家具をデザインしてきました。彼はこう語っています。「椅子は椅子であり、どこまでいっても椅子です。...しかし、座る場所が必ずしも椅子である必要はありません。人間工学的に基づいていれば、その形は何でも良いのです。」

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「アルテックは、フィンランドの森林を守ることを企業としての最優先事項と考え、素材調達および製造プロセスの改善に取り組んでいます。『フォレスト シリーズ』はその取り組みの一環です。バーチ材に表出する自然由来の特徴を認め、これまでよりもさらに責任ある木材使用を推奨するとともに、自然の不完全さと多様性を称賛します。」

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アルテックと、イタリアのデザインデュオであるフォルマファンタズマは、フィン

ランドの森林への共通する想いにより繋がり、長期的な協働と研究のプロジェクトに取り組んでいます。その成果のひとつが、自然由来の特徴を認めより幅広い木材の使用を進める『フォレスト シリーズ』です。

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2015年に発表された「カアリ」シリーズは、ロナン & エルワン·ブルレックとアルテックの初の協働により開発されました。アルヴァ·アアルトが開発した「L-レッグ」のように、実用的で汎用性が高い、シンプルなスチール製の部品を、デスクや棚、コンソールに応用するシステムで構成されています。

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ロナン & エルワン·ブルレックは、兄弟で20年間に渡り活動し、デザイン業界において最も先鋭的なデザインスタジオとしての地位を確立しました。2024年初めより、それぞれのスタジオを設立し、刺激的で新たな冒険の旅へと漕ぎ出しました。

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「ティーリ」シリーズは、スペイン、カタルーニャの陶芸家兼デザイナーであるシャビエル·マニョサによってデザイン、製作されました。製造過程に用いられる独自の押出成形は、アルテックが継承する哲学であるアートとテクノロジーの融合への挑戦です。

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ユハ・レイヴィスカがデザインした「ペンダント JL341」は、アルミニウム製のシェルから柔らかく温かい光を放ちます。

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建築家でありデザイナーのユハ・レイヴィスカ、フィンランド国内外にある彼の建築では、自然光と人工の照明の灯りの双方が重要な役割を果たしています。

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アルテックのテキスタイルは、アイノとアルヴァ·アアルトが大切にしたディテールへのこだわりが込められています。テキスタイルを用いたファブリックは、インテリア小物やカーテン等の形で、空間にアルテックらしい楽しさと彩りを添えてくれます。

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アイノとアルヴァ·アアルトは、1937年にヘルシンキの「サヴォイ レストラン」を設計しました。当時、このレストランに採用された照明「ペンダント A330S ゴールデンベル サヴォイ」は、現代でも変わることなく輝き続けています。

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フィンランドの現代アーティストであるインカ·ベルは、アルテックの90周年アニバーサリーポスターのアートワークを手掛けました。このポスターは、アルヴァ·アアルトの「パーテーション 100」から着想を得ています。

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エリッサ·アアルトは、1949年にアイノ·アアルトが早逝した後、アルヴァ·アアルトの妻となりました。建築家であるデザイナーであったエリッサは、「ルイ·カレ邸」のインテリアを担当し、1976年にアルヴァが亡くなった後は、アアルトスタジオの中心として牽引しました。

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「ロープ チェア」は、2020年にロナン&エルワン·ブルレックによってデザインされました。腰かける人の体重を支える背もたれにロープを応用することで、人それぞれに合わせた快適性を生み出します。

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「フロアライト A808」は、1955年、アルヴァ·アアルトによりヘルシンキの国立年金会館のプロジェクトに採用され、現在でも見ることができます。

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イルマリ·タピオヴァーラがデザインした「キキ」シリーズは、断面が楕円計をした金属チューブを基に構成されています。「キキ」シリーズは、1960年のミラノトリエンナーレで金賞を授賞しました。

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「ドムス チェア」は、1946年にイルマリ·タピオヴァーラによってヘルシンキの学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインされました。この椅子は国際的に高い評価を受け、「フィン チェア」という愛称で世界中に広まりました。

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「ルッキ チェア」は、イルマリ·タピオヴァーラによってヘルシンキ工科大学の学生寮のためにデザインされました。その細いチューブ状のスチールフレームは、フィンランド語で「足長おじさん」の名前にぴったりです。

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イルマリ·タピオヴァーラの多くの家具デザインは、フィンランドの公共の建物のプロジェクトのためにデザイン、製作され、現代でも愛され続ける名作ばかりです。最も有名な作品の一つである「ドムス チェア」は、ヘルシンキの学生寮のためにデザインされたことがきっかけで、その存在を知られるようになりました。

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「チェア 66」は、アルヴァ·アアルトのデザイン的な魅力が詰まった一脚です。曲げ木の技法によって形成されたバーチ材の「L-レッグ」、軽量でありながら耐久性の高い構造は、さまざまな用途、空間に最適な椅子です。

Artek90 Cosmos 31

「X-レッグ」は、アルヴァ·アアルトが開発した曲げ木の技術である「L-レッグ」をさらに進化させて形です。その優雅な扇形の構造は、1954年にストックホルムのデパート、『ノルディスカ コンパニエット』の展示会で紹介されました。

Artek90 Cosmos 46

ニルス=グスタフ·ハールは、アルテックの創業者の一人であり、初代社長を務めた人物です。彼は、1941年のソ連とフィンランドの継続戦争において早すぎる死を迎えましたが、国際的なモダニズム、芸術、文化をフィンランドにもたらす上で重要な役割を果たしました。

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アルテックのマニフェストは、「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」という創業者たちの掲げた意志を図解したものです。彼らは、創業当初より、フィンランドのデザインを世界に紹介し、国際的な文化運動をフィンランドにもたらすことを夢見ていました。

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コンスタンチン·グルチッチは、もっとも活躍する現代の家具デザイナーの一人です。素材への深い関心と建築およびデザインに対する熱心な研究で知られています。彼が2014年にアルテックのためのデザインした「ライバル チェア」は、木製椅子を斬新なアプローチで現代に再解釈しています。

Artek90 Cosmos 30

アアルトテーブルは、自然の美しさと温もりをたたえ、親しみやすさと安らぎを感じさせます。アルヴァ·アアルトが提唱した「多目的な家具」というコンセプトの通り、個人の住まいから公共スペースまでどのような空間にも馴染みます。

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「ペンダント A331 ビーハイブ」は、アルヴァ·アアルトが手掛けた照明の中でも高い人気を誇るデザインのひとつです。1953年にデザインされ、フィンランドのユバスキュラにある大学にも採用されているそのデザインは、アルヴァ·アアルトによる照明の代表として、今もなお「蜂の巣」の愛称で親しまれています。